川瀬直美監督最新作ということで早速見に行ってきました。
今日は封切り翌日の土曜日、夕方の回を見に行ってきましたが、まずまずの入りでした。
木々が青々と茂る夏。紀行文を執筆しているフランスの女性エッセイスト・ジャンヌは、奈良・吉野にある山深い神秘的な森にやってくる。一方、その森に住む山守の智は鋭い感覚を持つ女・アキから、森の守り神である春日神社へお参りに行くように、と告げられる。春日神社で智と出会ったジャンヌは、人類のあらゆる精神的な苦痛を取り去る事が出来る薬草「ビジョン」を探していると告げるが、智は「聞いたことがない」という。智の家で数日すごすうちに言葉や文化の壁を越えて、心を通わせる2人だったが、別れの時が訪れる。やがて、秋。ジャンヌが智の鈴に昔、知っていた男の姿を重ねるように…。ジャンヌがこの地を訪れた本当の理由は何か?山とともに生きる智が見た未来(ビジョン)とは?
うーん、今週封切り、森、ピアノの音楽…。森の場所は違えど、今回は別の作品と結構被ったなぁ、と思いながら見ていた。熊野の森の荘厳さ、特に杉木立のすごさは見どころなのだが…。途中から、アキがなぜ!??とか、ちょっとストーリーが唐突に飛んでしまう感じで、この男は!??とか思いながら見ていた。まあ、ラストの展開も分からんではないが、今回はちょっと難しいストーリー展開だったなぁと思った。
森の美しさはスクリーンで楽しみたいのだが…。