
イ・ビョンホンさんの最新作ということで早速見に行ってきました。
今日は平日、夜の回を見に行ってきましたが、まずまずの入りでした。
清の軍勢12万人に包囲された、1万3000人の朝鮮朝廷は、進むことも退くこともできない孤立無援の「南関山城」に逃げ延びる。生き残る唯一の道は、清の臣従に落ちること。屈辱に耐えて民を守るのか、大義のために死を覚悟で戦うのか。同じ国への忠誠心を持つ、二人の家臣の異なる信念の戦いの末に、未来のために下した王の決断とは…。リーダーである王の決断、臣の覚悟、そして民の平和。国の天命を背負った彼らの誇り高き生きざまは、「いま、なにが民衆のための選択なのか」というテーマを我々に鋭く突きつけ、380年余りの時を経た現代社会に、深く共感できる大切なメッセージを伝えている。朝鮮王朝史上、最も熾烈な「兵士の役」と呼ばれる闘い。その最後の47日間の歴史大作。
極寒の中、民をも巻き込んでの戦、清の軍勢のわずか10分の一でどう戦おうとするのか。食料もわずか、寒さ、兵士の戦意も尽きようとする中、どう戦おうとするのか。そんなことを想いながら見ていた。王に進言する二人の臣。両極端な進言。いったいどちらを取るのか。こんな時って、臣は必ず両方の意見を述べるものなのか。もし同じ意見だったら、王はその意見に従っていくのか。食料も、方策も尽きようとしている中、いったいどうなるのか。なかなか考えさせられる。そして、ラストの王の決断、そしてその後の…。あ、どこかの韓国の時代劇の中にこの話がちょろっと出てきたのはこれなのかと思った。うーん、なかなかすごい戦い。
韓国の歴史に興味がある方ならスクリーンで見たい作品。