沖縄の風習を題材のした作品ということで早速見に行ってきました。
今日は舞台挨拶付きということで、会場は満席でした。監督の照屋年之さんことガレッジセールのゴリさん。映画監督というとけっこう寡黙な方もいらっしゃいますが、出演者の誰よりも豆にお話しいただきました。
最愛の人を亡くすのは誰しも悲しい。だが、数年後、その人にもう一度会える神秘的な風習、洗骨。死者の骨を洗い、祖先から受け継がれた命の繋がりを感じる。
4年ぶりに実家に帰ってきた子供たち。父はこんな姿で頼りないし…。と、父親役の奥田瑛二さん、ホント、この作品ではグダグダな父親役。こんな役どころも珍しいかもと思いながら見ていた。でも、こんな父親っているよねと思ったりもした。妻の死をまだ認められないその気持ちもわかるなぁ。中盤、娘の作った朝ごはんのシーンで思わずウルウルしてしまった。うんうんなんかわかるなぁと思った。そして、クライマックス、洗骨ってこんなことをするんだとビックリもして、でも、命の繋がりを感じていいなぁと思った。ラストにウルウル。エンドロールには古謝美佐子さんの歌う童神の歌がとても印象的で感動した。
うん、スクリーンで見たい作品。