ピーター・ジャクソン監督最新作ということで早速見に行ってきました。
今日は平日、夜の回を見に行ってきましたが、大勢の方で混雑してました。
たちのった60分で文明を荒廃させた最後戦争から、数百年後。残された人類は地を這う移動型の都市で暮らす事を選択し、地上波、都市同士が捕食しあう弱肉強食の世界へと姿を変えた。この荒れ果てた地は、巨大移動都市・ロンドンによって支配されていた。ロンドンは捕食した都市の資源を再利用し、人間を奴隷化することで成長し続ける。小さな都市と人々は、その圧倒的な存在を前に逃げるようにして生きるしかなかった。いつ喰われるかもしれない絶望的な日々の中、その目に激しい怒りを宿した一人の少女が、反撃へと動き出す。
うーん、ちょっと期待していたのだが、あまりにも設定の大風呂敷を広げすぎたので、クライマックスでたたむのには、予定調和な展開しかなかったかな、って感じの作品。少女エスターにまつわる生い立ち、まあそれはわからなくもないけど、なんであのものがあそこですんなりと出てくる!?それが何かも分からずに、使っているし。へスターの母の友達ってのも、都合よく出て来て、へスターを都合よく助けるし。うーん、あまりにも出来すぎな感じ。まあ、移動都市のでかさはすごいけど、なんか「ハウルの動く城」の都市版かなと思いながら見ていた。そして、古代の神様はちと受けたけどね。mikiとしては期待外れな感じ。
うーん、新作DVDで見ても遅くはない感じ。