映画の予告が気になった作品、早速見に行ってきました。
今日は平日、夜の回を見に行ってきましたが、まずまずの入りでした。
フランスが誇る名門アンリ4世高校の教師フランソワはある日突然、パリ郊外の教育困難中学に送り込まれる。いわゆる「生枠のフランス人」を相手にしてきたフランソワにとって、移民など様々なルーツを持つ生徒たちの名前を読み上げるのも一苦労。カルチャーショックに打ちのめされながらも、ベテラン教師の意地で問題児たちと格闘していく。そんな中、お調子者のセドゥが遠足で訪れたベルサイユ宮殿でトラブルを起こし退学処分になってしまう。フランソワはこれまで感じたことのなかった使命感から、彼の未来を守るための戦いに挑む…。
フランスで今、社会問題化している移民の子供たちの教育問題を描いている。名門高校のエリート教師が赴任した先は、パリ郊外の教育困難中学。問題を起こす子供は退学になってしまうなんて、えっっ、そんなのありなの!?と結構びっくり。授業もままならな、先生の言うことを聞くこともできない、そんな生徒の中で、いかに生徒が興味をもって授業を進めていくのか、興味深くみていた。途中であった、文字入れ替えの小テストのシーン、えっっ、これで終わり、そのあと先生どんなことを生徒に言ったの!?とちょっと気になったのだが、これってすごく大事だなぁと思いながら見ていた。子供たちがどうやったらやる気になるのか、考えてしまった。クライマックスのベルサイユ宮殿のハプニングにはちょっとびっくりだが、よくあんな撮影を許してくれたなぁとまたびっくりな感じ。ラストのセドゥの言葉、その成長ぶりにびっくりと思った。
うん、スクリーンで見たい作品。