映画の予告が気になった作品、早速見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方でほぼ満席状態でした。
駅に置かれた1台のピアノ。マチューの楽しみは、自身を追う警察官の目を盗んでそのピアノを弾くことだった。ある日、音楽学校でディレクターを務めるピエールが、マチューの旋律に足を止め、耳を傾ける。その才能に強く惹かれたピエールは、マチューをピアニストに育て上げたいと声をかける。乗り気でないマチューだったが、ピエールと「女伯爵」と呼ばれるピアノ教師エリザベスに手ほどきを受けることに。生い立ちに恵まれず、夢を持たずに生きてきたマチューは、周囲との格差や環境の壁にぶつかり、もがきながら、ピアノのみならず自身も成長していく。そして、彼に夢を託したふたりの大人たちもまた、図らずもマチューに影響を受け変化していく。マチューが拓く未来には、一体、何が待ち受けているのだろうか…。音楽への情熱と愛に満ちた作品。
ピアノ音楽は好きなmikiだが、この作品の随所に出てくるピアノ曲は堪能した。最初のストリートピアノの曲にハッとするし、その後、マチューがコンクールで弾く曲の練習、わっっ、すっごく音がいいなぁと思いながら見ていた。ピエールとエリザベスの想いは伝わるのか、クライマックスの展開はちょっと強引な感じだったが、まあいいだろう、マチューのラストの演奏にゾクゾクっとなった。
ラスト、えっっ、マチューは!!!と胸が熱くなった。
この映画のサントラ盤が欲しくなった。
うん、こんないい音楽、音響のいいスクリーンで見たい!