映画の予告が気になった作品、早速見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方で満席でした。
芳ヶ江国際ピアノコンクールに集まったピアニストたち。復活をかける元神童・亜夜。不屈の努力家・明石。信念の貴公子・マサル。そして、今は亡き「ピアノの神」が遺した異端児・風間塵。一人の異質な天才の登場により、三人の天才たちの運命が回り始める。それぞれの想いをかけ、天才たちの戦いの幕が切って落とされる。音楽の神様に愛されるのは、誰か?
ピアノコンクールに集まった人たちを描く作品。1次予選から最終審査まで、集まった人々が、何に悩み、何を求めて、また何を表現するのか。とくに第二次審査の「春と修羅」では、各ピアニストの自由演奏シーンで、それぞれの個性が凄くて鳥肌が立った。また、最終審査のピアノ協奏曲、こんな曲があるのかと、初めて聞く曲ばかり。聞きなれた曲も、初めて聞く曲も、全編ピアノ曲満載。音楽ものの映画がいろいろあるが、こんなに全編音楽づくめな作品は珍しいかも。ピアノ曲に堪能した。
うん、これサントラ欲しい、原作本読みたい、そんなことを思った。
うん、これは音響のいいスクリーンで見たい作品。