ウィレム・デフォーさんのゴッホぶりがすごいなと思い早速見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方でほぼ満席状態でした。
パリでは全く評価されなかったゴッホは、「新しい光を見つけたい」と南フランスのアルルへ向かう。どこまでも続く大地、風になびく麦の穂や沈みゆく太陽を見つめるゴッホは、「永遠が見えるのは僕だけなのか」と自身に問いかける。そんな中、パリからやって来たゴーギャンに心酔するゴッホだったが、共同生活は長くは続かなかった。孤独を抱えて、ひたすら自らが見た世界をカンバスに写し取るゴッホは、やがて「未来の人々のために、神は私を画家にした」と思い至る。晴れ晴れと穏やかなその瞳が最期に映したものとは…。
うーん、ゴッホの亡くなるまでの半生を描いているの作品。アルル移住以降のゴッホを描いていかたちか。なんか、演技と言うより、ゴッホの作品に出てくる人にいかに登場人物が似ているか、そんなことを思わず見てしまっている。本人の自画像や、ガシェ博士などそっくりな感じ。また、他者にはないあのゴッホ独特のタッチを確立するまで、随分と大変だったろうなと思った。耳のエピソードなど、うーん、狂気と天才の紙一重か!?と思ったり。そんなゴッホをずっと支援している弟のテオの大変さを思ったり。ゴッホが好きだったアルルの自然の風景がすごく綺麗に映されている。
うん、芸術の秋なので、スクリーンで見てもいいかも。