映画の予告が気になった作品、早速見に行ってきました。
今日はレディスディ、朝一番の回を見に行ってきましたがまあまあの入りでした。
ムラドは、雇われ運転手の父を持ち、スラムに暮らす青年。両親はムラドが今の生活から抜け出し成功できるよう、彼を大学に通わせるために一生懸命働いていた。しかしムラドは、生まれで人を判断するインド社会に憤りを感じ、地元の悪友とつるみ、内緒で身分の違う裕福な家庭の恋人と交際していた。ある日大学構内でラップをする学生MCシェールと出会い、言葉とリズムで気持ちを自由に表現するラップの世界にのめりこんでいく。そして「ガリーボーイ」(路地裏の少年)と名乗り、現実を変えるためラップバトルで優勝を目指す事を決意する。
親の身分がそのまま子供の身分となるインドの階級社会で、自分の居間の生活を抜け出そうともがくムラドを描いている。ムラドが出会ったのは、自分の心を表現するラップ。mikiはこのラップ、あまりよく知らないが、こうやって詩をつくっているのかとか、こうやって韻を踏んでいるのかとか、この作品はわかりやすく描いていて、なるほどと思った。ラップの歌詞と、そのMVの作成シーン、ムラドのそだったスラムを舞台にこんなに力強いダンスができるのか、すごいなぁと思いながら見ていた。
ラップバトルのシーン、そしてラストのシーンはなかなかすごい。
うん、インド映画、ラップに興味がある方は、スクリーンで見てもいいかも。