ジャック・マイヨールさんのドキュメントということで早速見に行ってきました。
今日は平日、朝の回を見に行ってきましたがまあまあの入りでした。
1988年に公開されたリュック・ベッソン監督の映画「グラン・ブルー」は、「素潜り」の世界記録に命懸けで挑む青年が主人公の海洋アドベンチャー。この主人公のモデルこそフランス人フリーダイバーのジャック・マイヨールだった。彼は、上海在住の幼少期に、何度か佐賀・唐津を訪問。そこで海女の素潜りを見たことが将来へとつながる。成長した彼は世界を放浪、フロリダでイルカに出会い運命が決定付けられる。素潜りを極めるべく、インドでヨガに出会い、日本の禅寺で精神を鍛え、ついに1976年、49歳の時に人類史上初めて水深100mに達する偉業を達成。それは「人間を超越した感覚」を経験した瞬間だった。その後「グラン・ブルー」の公開で脚光を浴びるが、晩年うつ病になり自ら生涯を閉じる。
「グラン・ブルー」の作品は見たことがなかったけれど、この作品名は聞いたことがある。その元となったジャック・マイヨールさんの生い立ち、そして素潜りを志した話をドキュメントとして描いている。当時の事だから、映像はフィルムだったのだろうか、こんなものまでよく残っているなぁと思いながら見ていた。ただ、ドキュメントって見ていてどうしても眠くなってしまうので、ちょっと退屈してしまう。
クライマックスの潜水シーンは、青い海に呑みこまれるようでとてもきれいだった。
うーん、DVDで1.3倍速くらいで見ちゃいたい気分。