これ、見たかった「胡同のひまわり」と二本立てでやっていたので、見てなかったからついでに観ていこうと思って、続けて名画座で観賞。期待していなかったけど、見てすっごく面白く、またほろリとさせられたいい映画だった。
島田洋七さんの自伝小説の映画化だそうで、佐賀のおばあちゃんと自分の幼少の頃の思い出がベースとなっているらしい。
このおばあちゃん、なかなかすっごいおばあちゃんで、朝の4時には起きて仕事をしに行く、そして、歩くときは磁石を引き摺って鉄くずを集め、川に堰を作っては、流れてきた木の枝を拾いたきつけに使い、食べ物を調達しとなかなかユニークなおばあちゃん。ところどころにクスリと笑いがあり、いろいろな節約にはなるほどなどと思ってしまう。そんなおばあちゃんに鍛えられて、元気になっていく少年。そして、クライマックスのマラソンシーンにはおもわず涙のシーンも。ラストのシーンもなかなか泣かせてくれるし。うーん今年の日本映画は結構いいのをやってるぞ! !