コリン君の大作物、見ようかどうしようか、悩んだんだけど、やはり大作物は押さえておかないと・・・。てなことで、ようやく見に行きました。だって、先週は風邪でダウン、一週間映画お預けってきついね、もう禁断症状。
でも、でも、3時間を越す大作のわりに面白くなーーい。なんか教科書を見ているみたいで、盛り上がりにも欠けるし、エピソードはイマイチだし。象との格闘シーンはなんか王の帰還のムマキルとのシーンを彷彿とするし、軍隊の戦いはトロイの戦闘シーンを思い出させるし、まあ、確かに古代戦だから、戦い方法も似たりよったりだろうけど、戦闘シーンは見飽きた嫌いがあります。コリン君のアレキサンダーもなんか英雄っぽくないし、3時間の映画がこんなに長く感じるなんて、たしかに長いけど王の帰還はそんなに長く感じなかっただけに、飽きた。エンドロールになって、みんなそそくさと帰る気持ち、今回はよくわかります。
ただ、今回の映画、音楽があのヴァンゲリスだったことは、うれしい。え?誰って?ヴァンゲリスはシンセサイザー奏者で、映画「炎のランナー」や日韓サッカーのテーマ曲「アンセム」の作曲者です。今回のアレキサンダーの曲も炎のランナーを思い起こさせるスケールの大きい曲で、ヴァンゲリスらしい曲調でした。あーーん、この音楽聴きながら、またヴァンゲリスのかつての曲が聞きたくなった。彼の曲を初めて知ったのは高校時代、ロック好きの友人から教えられて、そのとき初めて聞いた曲が「天国と地獄」その後「反射率0.39」や「スパイアル」なども聞きましたが、mikiにとって、シンセサイザー音楽イコールヴァンゲリスとも言うべきひとでした。○○年の時をひとっ飛びして高校時代に戻ったような懐かしい曲に出会った思いです。よしっっまた彼のCD買ってこようかしらん。