社会問題をドキュメント映画で表現するマイケル・ムーア監督の最新作。といっても、mikiはこの監督の映画をみにいったのは今回が最初。なーんか今までのはあまり見る気がしなかったもんで。でも、この映画の予告は結構衝撃的、え??アメリカの医療ってそうなの?だって、移植医療では、最先端なんじゃ??だから、ほかの医療もすごいんじゃ??などと思ったので、見にいってきました。
冒頭でのショッキングな映像、重なる医療費が払えずに家を売り払って娘夫婦の家に居候する親夫婦。そして、怪我の手当てを自分でする人など、え???そうなの??たしかに外国の医療費って高いって言うけど・・・。ってすっごくショッキングだった。また払えるお金で、治療を選択せざるを得ないこととか、なんだかんだといって、保険に入れなかったり。あまりにも驚く内容。これでアメリカ社会は大丈夫なの??たしかに元気なうちはいいけど、病気になると大変よね。それこそ貧富の差で自分の命が変わってしまうなんて、ちょっと信じられない。そんなことってどこのくにでも同じなの??などとおもっていたら、後半に諸外国の事情も紹介。
そのなかで、イギリスの医療制度も。あ、オーリーも若い頃、大変な怪我を負ったことがあるのよね。でも、イギリスの医療制度のおかげでの彼は今、俳優として活躍できるし、もしこれがアメリカの出来事だったら、もしかしたら・・・かも?
そして、ムーア監督、最後の皮肉として、キューバの医療事情も。なかなか考えさせられる内容だった。