キャサリーン・ゼタ・ジョーンズが完璧なフランス料理のシェフを演じる映画ってことで、見にいってきました。さいきん、こういったおいしそうな映画が多いけど、食欲の秋かな?この映画も、とってもおいしそうな映画。
自分の完璧な料理に、客からのケチにも応じないという高慢さ、他の同僚のシェフも寄せ付けないというシェフのケイト役をキャサリーンもよく演じている。役にぴったりかも。そして、彼女と突然同居することとなった、姪のゾーイには、リトルミスサンシャインに出ていた子が演じている。彼女の前作のリトル・・・のときには、なーんかイマイチぱっとしない女の子の役だった記憶が歩けど、今回の役は、母を思う子として、そして、なれないおばさんに心を開かない、そして次第に開いていく役どころをよく演じている。子供としての素直な感情をよく表していて、すごいと感じてしまう。それでいて、すっごく自然に。
そんな高慢なシェフケイトの心を溶かしていくちょっと変わり者のコックのニック。そのひょうきんさに周りのスタッフも楽しげに。このニックがどうやってケイトの心に入っていくか、またゾーイとかかわっていくか、なかなかみていて楽しい。いったいラストはどうなってしまうんだろう・・・。
と、ラストもとっても素敵で、納得! !とってもおいしく、心も温かくなる映画だった。