映画「バッテリー」でデビューした林遣都君の最新作ということで、とっても成長が楽しみで見に行ってきました。
林君、前作では、中学に成り立ての少年の役を演じていたが、今回は学生生活をスポーツ、飛び込みに懸けた青年に近い少年役を演じている。さすがにこの飛び込み競技の演技のために、よく鍛えている体つき、そして、前作より一回り成長して、思わず、大きくなったねーー! !っておばさんみたいに声をかけたくなってしまった。
そして、同僚でライバル役には、「砂時計」で大悟役を演じていた池松君、彼もエリートダイバーの役を演じている。そして新たな野性児ダイバー役として溝端君と、三人ライバルで同僚、そして全然タイプの違う3人を見事に演じている。
そしてなにより、この3人の飛び込み競技のすごさ。飛び込みってどんな競技なのか知らない観客にもさりげなく教えてくれるし。
そして、中盤の競技会やクライマックスの競技の緊張感は見ているこちらにも伝わってくる。それと、断崖からの飛び込みシーンもすっごい、思わず「おおっっっ」と言ってしまいそうに。初夏のこれからの季節に相応しい、さわやかスポーツ映画。これを見たら、今度の北京オリンピックの飛び込み競技も興味をもって見られるかも。