映画の予告を見たとき、すっごく衝撃的で、封切りのこの日、早速見に行ってきました。
タイのとある貧しい農村からわずかなお金で売られていく子供。その子供たちは大人の欲望を満たすための道具として。監禁され、心も体も傷ついていく子供。そして、捨てられる。見ていて背筋が凍ってしまう。一方、子供を救うために、臓器移植を選ぶ親、救おうとする子供の命と犠牲になる子供の命。同じ命なのに・・・。でも、もしそれがわが子なら・・・。とすごく重いテーマ、考えさせられる。
クライマックスの子供の姿、一方はようやく帰った末の・・・。そして、もう一つは、何も知らずに・・・。母の声が耳に残る。
見終わって、ずっしり心に残る。いったい、この子たちに、何をしてやれるのか、どうしたら、この連鎖を止められるのか、考えされられた。
そして、ラストの、記者の心の闇も・・・。
エンディングの桑田さんの歌がすごく印象的だった。