まだ見ていなかった映画、近くの名画座にかかるということで、早速見に行ってきました。
パレスチナを撮り続けた写真家の写真を中心に撮影した映像と写真で構成しているドキュメント。
自分が若い時に暮らしていた場所のすぐ近くが、かつての村だったと、そして、その村人を探し話を聴こうとしているが、なかなか見つけられない。
そして、そのほかの地域では、今でも紛争や虐殺が絶えないこと。みていて結構ショックだ。そして、何枚にも及ぶ写真、モノクロ写真が中心だが、写真の訴えることの強さ、思わずモノクロ写真の魅力にはまってしまった。
映画では、この写真家が出会った家族、とくに少女に、たびたびあっていて、その成長、周りの様子など、考えさせられる。とくに、お姉さんの証言など、思わず聞いていてぞわぞわしてしまった。
最後に、かつての村だったところの村人の話、自分の住むところが目の前で壊されていく辛さを訴えていた。
パレスチナ問題、mikiにはまだよく分かっていないが、もっと世界のことをしらないと、と思った映画。