映画の予告を見て、ちょっとおもしろそうと思い、見に行ってきました。原作コミックの映画化。
オムニバスなストーリーを、イキガミ配達人藤本がつないでいる。
いつかメジャーデビューを夢見るストリートミュージシャン、引きこもりの青年、盲目の妹をもつ兄、そんな人にある日イキガミが届く。あと24時間の命をどう生きるか。なかなか感動的なストーリー。とくに、ミュージシャンの田辺のうたう歌が心に残る。おもわずうるっときてしまった。
そして、イキガミ配達人藤本の、自分の仕事への疑問、その上司役の笹野さんが、味わいのある役どころを演じている。ただ、オムニバスのストーリー、ちょっとストーリーをなでて終わってしまう感じがしないでもない。次回は一つでもいいから、じっくりとそのストーリーを味あわせてほしいかなと思うが。あ、これって、絶対続編あるよね!期待しています。