中国のジーンズ縫製工場を扱ったドキュメント。前から観たかったので、ようやく今日見に行ってきました。
中国の農村から、家計を助けるために都会に出稼ぎに来る少女、ジーンズ縫製工場で、わずかな時給で働く。中国と日本では物価が違うとはいえ、あの時給には驚いてしまった。最近、日本で売られている衣料品もメイドイン中国が多いけど、それもうなずける。でも、その労働時間のすごいことは、もっと驚ろいてしまう。ほとんど毎日夜中まで働くなんて、びっくり。そして、給料もなかなか
支払われない現実。やっと給料がもらえても、入ってすぐの子は、みなと違っていたり。これで大丈夫なの?などと思ってしまう。かたや、その縫製工場に注文を出す海外企業の接待風景。ああやって接待しないことには、たしかに仕事は回ってこないのだろうけど、もうすこし働いている人たちに還元してあげてもいいんじゃない!?などと思ってしまうのはいけないことだろうか。mikiも普段ジーンズを履いているが、こうやって中国の人たちが作っているんだと、驚いてしまった。
とくに、納期前日は徹夜とか、抜け出した子には罰金とか、まだこんな世界があるんだと、驚きの連続。たしかに安いのを追い求めてしまう毎日だが、本当にそれでいいのか、考えされられる映画だった。